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朧村正DLCコンテンツ第一弾「化猫 津奈缶猫魔稿(つなかまねこまたぞうし)」
公式をそのまま持ってきただけですが、こういう内容です。


=====
綱釜藩主である岡島義徳が、秘蔵の茶器を将軍家に献上すべく、
江戸家老である犬飼剣持は、長男「清次郎」と娘の「お恋」に、
江戸の藩邸まで茶器持参を命じた。

しかし、
剣持を妬むお留守居役の城代家老「若宮捏蔵」は、
茶器を奪って剣持を陥れようと企てる。
=====

この話の元となっただろうと思われるものは、分かっている範囲で下記3つ。

・鍋島化け猫騒動
・猫檀家
・3枚のお札

いっぺんに書くと長くなるため、
ここでは「
鍋島化け猫騒動」について記載する。



■鍋島化け猫騒動
佐賀県佐賀市の鍋島町に伝わる伝説。

かつてこの地方は竜造寺家という古い大名が治めていたが、
いつの頃からか、その家老であった鍋島家が国を治めることとなった。

それにより両家では争いが絶えなかったが、そんなある時、
鍋島家の殿様「鍋島光茂」は、竜造寺家の「又一郎」という若者と碁を打っていた。その際、又一郎の生意気な発言に腹を立てた光茂は又一郎を斬り殺してしまう。事が明るみに出ることを恐れた光茂は又一郎の死体を井戸に捨てるよう家臣に命じるが、又一郎の可愛がっていた猫の「こま」が、捨てられた又一郎の首を引きずって帰ってくる。又一郎殺害を知った母親は光茂を呪って自害。こまはその血を啜って大きな化け猫に姿を変えた。

それからをいうもの、又一郎を殺害した光茂は得体の知れない病に昼夜うなされ続けていた。
その頃、城内では夜更けになると「光茂の奥方が猫の姿になって光茂の首を締め上げている」という噂があった。また、光茂の子は突然死、奥女中や家臣は身の丈5丈(15メートル)を超える猫の怪物に喉笛を噛み切られて殺された、という話もあり、鍋島家は不幸に見舞われていた。

光茂のこの噂を知った家臣「千布本右衛門(ちぶ もとえもん)」は、化け猫退治のため、寝ずの番をとった。
そしてその夜、殿の奥方である「豊の方」に姿を変えた化け猫が本右衛門に襲い掛かるこまは、「豊の方」の喰い殺し乗り移っていたのだ。本右衛門は化け猫を斬り殺すと光茂の病は治り、佐賀藩に平和が訪れた。

しかし、それからというもの、
千布家には跡継ぎの男子が生まれなくなった。そこで、化け猫を埋めたとされる佐賀県の「秀林寺」の境内に祠をたて、竜造寺家とこまの霊を慰めたと言われており、この時の猫塚は今でも残っている。



お恋のモデルは竜造寺又一郎の飼っていた猫の「こま」ですね。首を持ってくる下りはゲームにはないですが、家族の殺害した一族を呪って自害し、猫がその血を啜って化け猫になって復讐を果たす。化猫編のメインストーリーと同じ流れです(ゲームの方では、最後はしっぽを斬られるだけで済みますが)
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